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新見市　１２か月点検　ハスラー

新見市　１２か月点検　ハスラー

新見市内にお住まいのお客様で１２か月点検で入庫されましたのでまずリヤブレーキから点検です。

リヤブレーキはブレーキドラムで覆われていてブレーキを踏むとブレーキシュウが外に開きブレーキがかかります。中はフレーキダストで真っ黒になっています。
これをキレイにして、ブレーキの表面を軽く削って
ブレーキの当たり面にグリスアップして
ブレーキ調整をしてブレーキがよく効いてくれるように点検します。
それから、ブレーキのホイールシリンダからブレーキ液が漏れていないか確認します。
これは一番大事で、ブレーキが効かなくなったら大変ですからゴムのダストブーツをめくって確認します。

続いてフロントブレーキの点検です。

フロントブレーキは、ディスクローターの痛み、ディスクパットの残量点検、ディスクキャリパーのピストンの腐食、ダストブーツの破れ等確認して、ディスクパットの清掃、グリスアップ、表面の研磨をして組付けます。
この時に重要なのがディスクキャリパーのスライドピンの動きを確認してグリスを塗ることもお忘れなく。
動きが悪ければブレーキパットが片減りしたり、効きが悪くなったりする恐れがありますのでよく確認します。

続いてベルト類の点検です。

ファンベルトに亀裂がないか目視で確認して
張力計により張りの測定をして、基準に合っていなければ
調整又は交換になるわけですが
このお車は少し張りが足りなかったので調整いたしました。
写真は調整後の測定して確認したものです。
この後エンジンルーム内の点検をして
車内で診断機をつないで車の状態確認をして異常がなければ点検終了となります。
基本的には点検なので時間にして１時間３０分から２時間までには終わります。
緊急を要する時以外は部品の交換はお客様と相談させて頂いてます。
納車時は車内清掃、お車の洗車をしてお返しいたします。
近年物価が高騰していろんなものが高くなっていますので
車検時の費用負担を少しでも軽減できればと
点検を推奨して交換部品を分散させて車検費用が高くならないようにお手伝いできればと思っています。